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農地転用にかかる期間はどれくらい?

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農地を農地以外にする「農地転用」。
宅地にしたり、駐車場にしたり、資材置場にしたり、太陽光パネルを設置したりと色々とありますが、「農地転用」をするにあたって期間がどれくらいかかるのか気になるところだと思います。
では実際にはどれくらいの期間を要するのでしょうか?

 

農地転用は「市街化区域」でする場合には「農地転用の届出(農地法4条、5条届出)」
「市街化区域以外(例えば市街化調整区域)」でする場合には「農地転用の許可(農地法4条、5条許可)」が必要になります。

 

農地転用の期間は、「届出」なのか「許可」なのかで変わってきます。
「届出」は農業委員会に対しておこない、「許可」は都道府県知事に対して行います。

出典:農林水産省


上記図からもわかるように、必要書類や工程が違う事から、「届出」よりも「許可」のほうがより多くの期間を要することになります。

 

自治体によって若干手続きが異なっていたりしますので、ケースバイケースではあるのですが、ほぼ以下に示す期間となります。
また、農地転用の許可については各自治体が申請の各月毎に締切日を設けていますので、その締切日がスタート時点となります。(農地転用の届出は常に受付してくれる自治体が多いようです)

 

  • 農地転用許可の場合・・・締切日をスタートとして「1カ月〜2カ月」
  • 農地転用届出の場合・・・「1週間〜10日」

上述しましたが農地転用許可申請には締切日がありますので、締切日に間に合わなければ+1カ月かかってしまうことになります。ので注意が必要です。

 

農地手続に関する期間について表にしましたので参考になさってください。

 

農地転用許可 市街化調整区域 6週間〜8週間 ただし、農用地区域内農地(青地)の場合は6カ月〜14カ月
その他 4週間〜6週間

農地転用届
(市街化区域)

1週間〜10日
非農地証明願 1週間〜10日、または3週間〜6週間(市町村やケースによって大幅に異なる)

 


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